エネルギー・環境・リサイクル
大型風力発電プロジェクト向け耐疲労性を考慮した太径タワー連結ボルトの実用化開発
事業計画
業界初の耐疲労性を考慮した太径タワー連結ボルトの開発
阿武隈地域風力発電事業に地元企業から安心、安全なボルトを供給するために、業界初の耐疲労性を考慮したタワー連結ボルトの実用化開発に取組みます。
実施期間
2021-2023
実用化開発場所
浪江町
連携自治体
浪江町
開発背景
風力発電設備ではタワー連結ボルトの疲労破壊が確認される など、疲労強度の高く、安心、安全なボルトの供給が求めら れています。本事業においては、国の技術基準を満たし、更に 耐疲労性を考慮した高性能なボルトの実用化開発を目指します。
実用化開発の目標
【実用化時期】
令和5年度(2023年度)
【販売製品・サービス名】
風力発電用タワー連結ボルト
【成果物(最終年度)】
往来製品と比較して耐疲労性の向上した大型風力発電用タワー連結ボルトと国の技術基準適合に関する性能評価完了
【創出される経済効果】
いわき市の地元企業として大型風力発電用ボルトの 供給企業となり、売上の向上による経済効果を創出 し、事業の拡大と合わせて雇用の拡大を図ります。
開発のポイント
【要素技術】
国の技術基準を満たす高強度かつ延性を有 するボルトに、さらに耐疲労性を向上するた めの技術開発と製造工程の確立
【開発のポイント】
市場投入に向けて、ボルトの疲労強度性能 を高めるために各種試験(疲労試験、耐久性 試験など)を行い早期の実用化を目指します。
浜通り地域への経済波及効果
【雇用数】
実績:2名(うち、地元雇用者2名)
今後の予定:5名(うち、地元雇用者5名)
【拠点立地件数(立地場所)】
1件(いわき市)
【地元企業との連携】
資材調達:ボルト試作品の試験用治具の製作について地元いわき市の企業へ発注
これまでに得られた成果
【成果品・試作品】
往来製品と比較して耐疲労性の向上した大型風力発電用タワー連結ボルトの試作品(複数年計画において異なる規格のボルトを対象に開発中)
【開発技術】
大型風力発電用タワー連結ボルトの耐疲労性能を向上するための製造・加工技術(複数年計画において異なる規格のボルトを対象に開発中)
浜通り復興に向けたメッセージ
浜通り地域のいわき市にて、大型風力発電事業への部品供給に参入し、浜通り地域へ新産業の創出、地域への経済効果の貢献を目指します。
事業者の連絡先
東北ネヂ製造株式会社
福島県いわき市泉町黒須野字砂利59
TEL : 0246-56-4751(担当:米倉健太)
MAIL : k.yonekura@touhokunedi.com