農林水産業

パネルログ構法に関する新商品の研究開発

事業計画

気軽な国産木材活用を促進する縦ログ・パネルログ構法によるSDGs 建築

大規模・高層建物に関するパネルログ構法の設計仕様を新たに研究・開発を行います。また、パネルログ製品のさらなる生産効率化を目指す研究開発を行います。SDGsやカーボン・ニュートラルにどの程度寄与するかを可視化します。

実施期間

2020-2022

実用化開発場所

いわき市、富岡町、南会津町

連携自治体

富岡町

開発背景

浜通り地域ひいては福島県の多様な復興、活性化を鑑みると、広大な森林資源を活用する林業とそれら川下の産業(木材加工業、建設業など)の活性化を目指すことには、大きな役割があると云えます。

実用化開発の目標

【実用化時期】
令和5年度(2023年度)
【販売製品・サービス名】
パネルログの「全自動加工機械」「耐火構造体」「専用炭素計算式」
【成果物(最終年度)】
「全自動パネルログ加工機械」の完成
・「パネルログ耐火構造体」の大臣認定取得
・「パネルログ専用炭素計算式」の実装
【創出される経済効果】
・ 新商品開発のための研究を続け、様々な企業と共同で行うことで、外部交流人口の増加に寄与
・地域資源(木材)をふんだんに利用する商品の生産

開発のポイント

【要素技術】
・ 木造建築におけるNLT構造体(パネルログ)の耐力性能と耐火性能の開発
・木工加工機械(全自動パネルログ加工機械)の開発
【開発のポイント】
NLT構造体(パネルログ)による、大規模・高層建築に対応した商品開発は、生産容易性や木材有効利用に貢献します。

浜通り地域への経済波及効果

【雇用数】
今後の予定:2名(うち、地元雇用者2名)
【拠点立地件数(立地場所)】
1件(富岡町)
【地元企業との連携】
資材調達:株式会社荒川材木店、他
製造:富岡町で、自社工場を建設
販路開拓:パネルログ構法を活用した地域振興として、地元企業1社と連携準備中

これまでに得られた成果

【成果品・試作品】
・パネルログ構法
・超量産・超効率化パネルログ生産機械
・新仕様である「外ペタ方式」の開発
・カーボン・ニュートラルに関する計算式
【知的財産権】
・特許権:5件取得済、2件出願中 
・商標登録:1件取得済み
【開発技術】
・パネルログ加工機械(特許4件取得済み)
・ 耐火塗料を用いた木造耐火性能(特許出願済み)
【自治体との連携実績】
富岡町(地域木材有効利用)
【代表的な企業との連携実績】
・㈱日進産業と連携し、研究開発中
・ 藤田建設工業㈱/ ㈱シーズと連携し、事業展開中
【メディア露出や受賞歴】
メディア:福島民報/福島民友

浜通り復興に向けたメッセージ

現在、富岡町にパネルログ構法の研究開発拠点・生産拠点を整備しています。地域の木材の有効利用を促進し、浜通り地域に貢献していきます。

事業者の連絡先

合同会社良品店

福島県双葉郡富岡町大字上郡山字関名古144-3 富岡産業団地A-1区画

TEL : 090-7790-7691(担当:渡邉洋一)

MAIL : info@panel-log.com