医療関連
X 線イメージングを飛躍させる超高解像度、高感度X 線検出器の開発
事業計画
従来の100倍の解像度を有する光導波型X 線イメージング装置の開発
20ミクロン以下の分解能を有する光導波型シンチレータを用いたX 線イメージング装置を開発し、国内外の各種X 線検出器メーカー、X 線CT、X線画像装置を製造する医療機器メーカーに向けた事業化を行います。
実施期間
2021-2023
実用化開発場所
田村市、いわき市
連携自治体
-
開発背景
医療分野にX 線イメージング技術は、がん検診などの生体画像検査で活躍しています。しかし、撮像による被ばく量の大きさが課題であり、低被ばく・高解像度を有する本開発機器によって、疾病の早期発見による早期治療に貢献します。
実用化開発の目標
【実用化時期】
令和6年度(2024年度)
【販売製品・サービス名】
未定
【成果物(最終年度)】
・X 線イメージング検出器ユニット
・X 線導波型シンチレータプレート
【創出される経済効果】
福島県内での製造による、地元企業への経済波及効果と地元雇用者の拡大が見込めます。
開発のポイント
【要素技術】
・光導波型シンチレータのファイバー化
・ファイバー化したシンチレータのバンドル化技術
・大面積シンチレータプレートの作製技術
【開発のポイント】
本開発機器によって、従来の装置では困難だった20ミクロン程度の高解像度が得られ、また、軟組織抽出機能が付加されます。
浜通り地域への経済波及効果
【雇用数】
今後の予定:8名(うち、地元雇用8名)
【拠点立地件数(立地場所)】
1件予定(田村市)
【地元企業との連携】
R&D・開発:シンチレータファイバーの線引きについて地元企業1社と開発
資材調達:開発材料を地元企業1社より調達
製造:量産化のため地元企業と連携中
これまでに得られた成果
【成果品・試作品】
バンドル化したシンチレータファイバー
【開発技術】
ファイバーの細線化、バンドル化技術
浜通り復興に向けたメッセージ
本事業を発展させ、福島の材料、X 線検出器、東日本産の技術を結集し、革新的なX 線イメージング検出器として事業化します。
事業者の連絡先
オールナビクオーツ株式会社 / 未来イメージング株式会社
福島県郡山市喜久田町字菖蒲池22番地551 / 福島県いわき市好間町上好間字小館20
TEL : 024-959-5377(担当:武田邦義) / 050-3778-5962(担当:伊藤繁記)
MAIL : k.takeda@allnaviquartz.com / ito@mirai-imaging.com