医療関連

AIを用いたスマートクリニックシステム

事業計画

医療課題「深刻な医師不足」、「疾患の重症化」にAI 技術で挑む

震災の影響による深刻な医師不足である福島県において、AIを用いたスマートクリニックシステムを開発し、医療効率の向上を通じた医師の負荷軽減を実現し、医療の質向上による患者の疾患重症化の抑制を図ります。

実施期間

2019-2021

実用化開発場所

東京都、田村市

連携自治体

-

開発背景

国内の医師不足に対して、厚生労働省では医師の働き方改革に関する検討会等が推進されており、南相馬市では在宅患者へのオンライン診療に取り組んでいます。本事業においてもAIを活用した医師支援を行うことにより上記課題の解決を図ります。

実用化開発の目標

【実用化時期】
令和5年度(2023年度)
【販売製品・サービス名】
「スマートクリニックシステム」
【成果物(最終年度)】
「実証実験結果」
【創出される経済効果】
浜通り地域における実証機関での評価を行うことにより、医師の負荷軽減を実現すると同時に高齢化が進展する住民の健康確保に寄与します。

開発のポイント

【要素技術】
・ 診療予約、AI問診、診療、決済をワンストップで提供するサービス開発技術
・ 画像や検査結果から診断結果などを提案する画像・データ解析技術
【開発のポイント】
既存顧客を有するコニカミノルタの医療関連サービスの技術・ノウハウを活用し、診療サービスフローをワンストップでオンライン提供します。

浜通り地域への経済波及効果

【雇用数】
実績:3名(うち、地元雇用者3名)
【拠点立地件数(立地場所)】
1件(田村市)
【地元企業との連携】
R&D・開発:アプリケーション開発を地元企業の福島コンピューターシステムと協業開発
販路開拓:販売後のサポート体制について地元企業との連携を検討中

これまでに得られた成果

【成果品・試作品】
スマートケアシステムプロトタイプ版
スマートケアシステム実証実験版
AI画像プロセッサソフト試作版
【知的財産権】
1件(特許権│出願中)
【開発技術】
AIを用いたDeep Learning 型ノイズ抑制及び注目部位の検出技術

浜通り復興に向けたメッセージ

本事業により、医師不足による浜通りの医療課題を解消し、地域住民の疾患の重症化予防に貢献すべく努力していきます。

事業者の連絡先

コニカミノルタ株式会社 / 福島コンピューターシステム株式会社

東京都日野市さくら町1番地 / 田村市船引町石森字舘108番地 田村市テレワークセンター テラス石森内

TEL : 042-589-8268(担当:島内あきら)/ 024-961-1046(担当:柚木博之)

MAIL : akira.shimauchi@konicaminolta.com / inobeinfo@fcs.co.jp