ロボット・ドローン
森林測量を目的とした自動運転長距離固定翼無人機の開発
事業計画
森林測量を目的とした自動運転長距離固定翼無人機の開発
森林測量用のカイトプレーン機体を開発し、UAVを使った森林測量の商業活用を実現して行く。
実施期間
2016
実用化開発場所
南相馬市
連携自治体
ー
現状
【マルチコプター型ドローン】
・ペイロード:2、3キロ
・飛行時間:15分〜20分
【森林測量】
・カメラ測量では森林の中を測量不可能。
実用化後の事業化目標
浜通り地域を拠点として、カイトプレーン機体の開発、生産、雇用の拡大。
実用化開発のポイント
・翼を凧のように骨組みと布から製作し、これに内燃エンジンもしくは電動モータで駆動するプロペラで推力を得て飛行させる。
・上昇・下降の制御は推力のコントロールで,左右への運動は方向舵を制御して行う。一般の固定翼機よりも簡単な方法で自律飛行制御が可能となる。
開発技術の先進性
・ペイロード:10キロ
・飛行時間:2時間
・凧による急落下破損のリスクの低減。
・繊維強化プラスチックとカーボンを採用し、万一、破損しても修復が容易な機体の開発。
浜通り地域への経済波及効果(見込み)
本技術・製品の浜通り地域における事業化を達成した場合、試験研究員、生産者、測量士、データ処理技術者などの新規雇用10名/年、年間売上10億円の波及効果を目指すとともに、2020年までには浜通り地域から海外展開も行なって行く。
開発者から浜通り地域の復興に向けたメッセージ
この実用化開発の成功、事業化により、福島県内に新しい雇用を生み出し、産業復興に貢献するとともに、浜通り地域から世界展開して行き「ロボット開発先進地域」を世界へ発信していきたいと考えています。