エネルギー・環境・リサイクル
風力発電ブレードの県内生産に向けた製造開発
事業計画
風力発電ブレードの県内生産に向けた製造開発
小型風力発電機用のブレードモデルを分解し基材と構造の研究を行い、製造技術の確立を目指す。
実施期間
2016-2018
実用化開発場所
いわき市
連携自治体
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現状
・現在ブレードは主に中国、欧州からの調達に頼っており納期がかかる。国産ではコスト優位性がないため、輸入に頼らざるを得ない。
・国内での開発構想が課題。
実用化後の事業化目標
・ブレードの製品化。
・当社の独自ブランド製品への育成発展。
実用化開発のポイント
海外メーカー等の協力を得て製造開発を実施し、ブレードの高効率で安定した生産を実現する。
開発技術の先進性
・日本の環境性能に合致したブレードの製造製品を開発。
・県内の他の風力発電関連会社とサプライチェーンを形成。
・性能・品質を改善しつつ、 海外への輸出やOEM製造も視野に入れ事業化する。
浜通り地域への経済波及効果(見込み)
浜通りの地域において事業化を達成した場合、新工場設立において新規雇用者の拡大が見込まれる。(2〜5名の雇用)合わせて風力発電機設置や保守、修理等ビジネスも発生し、トータルして地域全体の経済活性化が見込まれる。
開発者から浜通り地域の復興に向けたメッセージ
・小型風力発電装置のブレードとしての製品化達成により、平地部の少ない地理的環境や落雷、台風などの気象環境からも、福島県では最適な仕様サイズの風力発電装置を設置できるよう貢献する事を目指しています。
・これらの開発成果を通じ、浜通り地域の風力発電による再生可能エネルギービジネスは原発事故でダメージを受けた福島県の復興に向けたシンボルになると考えます。