ロボット・ドローン
次世代社会システムへの変革で 求められる新モビリティ基盤の開発
事業計画
“低速域 CASE モビリティ基盤”と“働く ZEV パワーユニット”の実用化開発
次世代社会システムへの変革で求められる、高齢化・共有社会に向け、低速域に限定した社会に役立つ次世代 EV(Social Mobility)/CASE モビリティ基盤を実用化開発することで、新しい地域内交通の開発を目指します。また、特別なクルマ(Special Mobility)/ 働くZEV 向けのパワーユニットの実用化開発により、クリーンな次世代社会の開発を目指します。
実施期間
2019年度
実用化開発場所
いわき市,南相馬市
連携自治体
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現状・背景
高齢化が進む地方地域では、移動手段として自動車が大都市 20% に比べ、地方地域は 70% と多いです。しかし免許返納、公共交通やガソリン S S の連鎖消滅により、生活難民化が危惧されています。また、地球環境問題・温暖化対策として、働くクルマのCO2排出量削減が求められています。
研究(実用化)開発の目標
地方地域のニーズに合った安心して乗れる、低速域モビリティ3車種の開発を目指します。 次世代ハイパワーモビリティ向け ZEV 基礎技術の開発・設計と Z E V パワーユニットのコンバージョンモビリティ開発を目指します。
2021年に浜通り地域において開発モビリティの実証検証を目指します。
研究(実用化)開発のポイント・先進性
(1)要素技術は、電気自動車をニーズに合わせて開発。
1 低速域超小型 EV は、地域社会生活難を解決するワンマイルモビリティとして開発する。
2 働くクルマの ZEV パワーユニットは、CO2排出量削減を実現するために開発する。
(2)ポイントや先進性
1 求められる機能を技術のダウンサイジングにより実 用化する。
2 必要な技術やシステムに特化して開発し、コンバー ジョンを実用化する。
(3)当社は、深刻な次世代社会の課題を、次世代モビリティ (Z E V)の開発により解決を目指します。EV黎明期の E V レーシングカー研究開発を生かし、実用化開発を推進します。
(4)事業活動の発表場として、東京モーターショーに出展
浜通り地域への経済波及効果(見込み)
福島ロボットテストフィールドに開発拠点を置き、人材の来訪を促します。また浜通り企業との連携を図り新たなモノづくり体制の構築を目指します。今後最先端のモビリティを生み出す場として、雇用機会の創出と様々な経験をできる場のご提供が可能となります。
これまでに得られた成果
低速域 EV には、リユースバッテリーを採用しており、4Rエナジー様(浪江)との連携を図っております。低速域小型EV3車種を発表し、多くの企業様・自治体様から問い合わせをいただき、実用化の期待が高まっています。
開発者からの浜通り復興に向けたメッセージ
自動車業界は、100 年に1 度の変革を迎えております。前の変革は、馬車から自動車へと変革が起こりました。次世代モビリティーサービスの変革が活発化する中で様々な社会問題を解決する、安心できるモビリティを開発し実用化を図り、浜通りでの次世代モビリティの普及を目指します。
事業者の連絡先
株式会社タジマモーターコーポレーション
福島県南相馬市原町区萓浜字新赤沼 83 番
TEL : 0244-32-0770( 担当:新事業開発 上荒磯祥彦)
MAIL : kamiaraiso@tajima-motor.com