ロボット・ドローン
自律航行・自動航行を前提とした農業用・物流用無人機システムの研究開発
事業計画
誰でも利用可能で身近な 運行管理システム開発の普及に挑む
自律航行と自動航行を前提とした、農業用ドローンおよび物流用ドローンを開発するとともに、RTK基地局運行管理システムを開発し、田村市内の圃場・農地において実証実験を実施します。
実施期間
2022-2023
実用化開発場所
田村市
連携自治体
田村市
開発背景
農業や物流でドローンの利活用への高いニーズに対して社会実装する段階には至っていないという課題が存在します。
独自RTK基地局の活用を前提としたドローンの開発を行い、運行管理システムを実用化し解決を図ります。
実用化開発の目標
【実用化時期】
令和5年度(2023年度)
【販売製品・サービス名】
①農業用ドローン ②物流用ドローン ③運行管理システム
【成果物(最終年度)】
①農業用ドローン ②物流用ドローン ③運行管理システム
▼今年度成果物 農業用ドローン、物流ドローン
【創出される経済効果】
成果物を活用した情報提供や作業補助のサービスによる、地域の農家や農業法人また関連企業の作業軽減及び農作物等の付加価値の向上による地元企業の売上拡大と地元雇用者の拡大
開発のポイント
【要素技術】
・独自のRTK基地局の設置を軸に汎用性の高い地域高精度誘導を活用した自律・自動航行ドローン
・ユニット単位で農業・物流ドローンに流用可能なプラットフォーム型のドローンシステムの共通化
【開発のポイント】
・地域の中でインフラ整備を行う事により低コストで運用可能なシステム設計を行いました
・ドローンシステムの共通化については、新規性ある取組です
浜通り地域への経済波及効果
・新規雇用人数0名
・新規雇用予定人数50名
・拠点立地件数1件(田村市)
・RTK基地局の設置に係る実験について、テラス石森(田村市)及び田村市役所を利用
・機体部品を地元企業1社より調達
・NPO法人ドローン田村と協議中
これまでに得られた成果
・農業用ドローン試作機
・物流ドローン試作機
・独自RTK基地局
・ドローンでの医薬品運搬技術
・「ドローントリビューン」2022.9.14
【慶應×田村市】コンソーシアムたむら、講演会を開催慶應・古谷氏「バックキャスト思考で社会実装を」
・NPO法人ドローン田村と連携協定中
浜通り復興に向けたメッセージ
田村市を中心としてドローンを用いた自律航行を前提とした高度人材育成まで波及させた、ドローン前提社会の実現を目指し新しい食・農・エネルギーの未来を担います。
事業者の連絡先
学校法人慶應義塾 慶應義塾大学SFC研究所
福島県田村市船引町石森字舘108番地テラス石森(研究開発場所)
TEL : 0466-49-3623(担当:古谷知之)
MAIL : drone-consortium@sfc.keio.ac.jp