ゲノム編集技術を基盤としたニワトリ鶏卵における抗体などタンパク大量生産の実用化開発

近年、バイオマテリアル生産の有用タンパク質市場は拡大しており、「生物工場」が注目を集めています。次世代型生物工場は、社会の多様な需要に応じて、より低コストで多種多様なタンパク質を生産する基盤技術となることが想定されます。

【実用化時期】
令和5年度(2023年度)
【販売製品・サービス名】
独自ゲノム編集因子を用いたゲノム編集ニワトリ作製受託サービス
【成果物（最終年度）】
HER2 抗体遺伝子導入ゲノム編集ニワトリ、ゲノム編集ニワトリ作出を効率化するのための遺伝子組換えニワトリ
【創出される経済効果】
世界的に類をみない独自ゲノム編集因子を用いたゲノム編集ニワトリ作製の受託サービスの実用化による新規産業の創出、地元企業の売上向上と新規雇用創出

浜通り地域への経済波及効果

【雇用予定】2名
【地元企業との連携】ニ地元企業1社・1個人に依頼
実験施設として地元企業2社と契約
【地元企業との連携】1社より調達契約

これまでに得られた成果

【開発技術】
・ニワトリPGC への遺伝子導入法の最適化と培養法の最適化
・PGC 移植レシピエントニワトリの PGC 除去技術・鶏卵での抗体タンパク質産生評価など
【連携実績】住友商事と事業提携し、ニワトリ事業全般の開発と海外を含めて営業活動中
【受賞歴】地域未来牽引企業
－
【代表的な企業】
非公開

浜通り復興に向けたメッセージ

本事業を発展・実用化することで、福島県浜通り地域から新たな産業の創出を目指します。