医療関連

非侵襲検体による災害対応型オンサイト検査デバイスの実用化開発

事業計画

災害医療や被災地における、体の即時分析を可能とする検査キットの開発及び実用化に挑む

被災地や災害医療現場では、簡便且つ迅速な手法により人の健康状態をモニタリングする必要があります。そこで本事業では、乾電池で動作可能な小型簡易検査装置の開発及び実用化を行います。

実施期間

2021-2023

実用化開発場所

東京都, いわき市

連携自治体

調整中

開発背景

災害時や緊急時では、通常の臨床検査システムが稼働しない可能性があるため、事前に健康悪化・発病の危険性を察知できる一過的な検査システムを提供できる意味でも簡易測定器による検査の意義は大きいです。これらの課題を解決するために、小型で持ち運び可能な検査デバイスの開発を行います。そのため、災害時などでも動作するために、乾電池で動作し、小型で持ち運び可能なものとします。

実用化開発の目標

【実用化時期】
令和5年度(2023年度)
【販売製品・サービス名】
災害対応型オンサイト検査デバイス
【成果物(最終年度)】
オンサイト型ポータブル検査キットの実用化(データベース構築、デバイス開発、実証実験)を分担して行い、最終年度までに完了させます。
【創出される経済効果】
研究・実用化開発により医師や博士取得者等の雇用が発生しています。また、浜通りや福島県内の企業・商社から、物品購入を積極的に進めているため、浜通りへ経済的な波及高価があります。

開発のポイント

【要素技術】
・核酸解析技術
・MEMS 技術を用いた小型分析技術
【開発のポイント】
従来では、災害現場で非侵襲で体の状態を分析することは困難でした。この課題を解決するために、小型で簡便に尿や唾液で分析可能な検査キットの開発を行います。これにより、被災地での医療環境向上につながります。

浜通り地域への経済波及効果

・新規雇用2名
・新規雇用予定15名
・拠点立地件数1件(いわき市)
・ときわ会常磐病院、医療創生大学などの地元の医療機関や大学等と連携して研究開発を進めています。
・地元商社と連携し、部材の調達を進めています。
・電子基板設計が可能な企業様を探しています。
・量産時の電子基板を製造可能な候補企業を探しています。

これまでに得られた成果

・災害対応型オンサイト検査デバイスの試作機・核酸解析技術の改良
・MEMS 技術を用いた小型分析技術の改良・分析デバイスの小型化

浜通り復興に向けたメッセージ

浜通り地域から、本事業の成果を発信し、多くの人の医療に貢献できるように全力を尽くしています。今後は研究開発の次のステップとして、量産化へのステップに移行し、事業化展開を目指します。

事業者の連絡先

公益法人ときわ会 / 株式会社ジーンクエスト / Blue Industries 株式会社

福島県いわき市常磐上湯 長谷町上ノ台57番地 / 東京都港区芝五丁目29番11号 G-BASE 田町 / 東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル14階

TEL : 0246-81-5122 (担当:天野伶/安瀬賢一) / 03-6633-4812 (担当:齋藤憲司) / 03-5830-3593 (担当:小久保怜杏)

MAIL : riim@tokiwa.or.jp / support@genequest.jp / contact@blueindustries.co.jp