医療関連
移乗機能とリハビリ機能を備えた電動アシスト車いす開発
事業計画
移乗機能とリハビリ機能を備えた電動アシスト車いす開発
リハビリは介護者が必要で内容も単調、さらには場所、経済的な負担が大きい。そこで足麻痺リハビリができる電動アシスト車いすを開発する。本開発品はベットと電動車いす間の移乗とリハビリ用の足漕ぎペダルを備え、足漕ぎで任意にアシスト力を可変できるモータアシストで前進。
実施期間
2016-2018
実用化開発場所
いわき市
連携自治体
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現状
・車いすとベッド間の移乗時、1〜2人の介助者が必要。
・リハビリ保険適応期間の成約。基本的には180日。
・リハビリの経費負担が大きい。
実用化後の事業化目標
現状国内で年間約2万台の市場規模となる電動車いす市場への福島県浜通り地域発の技術による新規参入。
実用化開発のポイント
本開発製品は座ったままでリハビリできるので、転倒防止になり、介助者がいなくても、自由に制約されることなく、室外でも楽しみながらリハビリができる。
開発技術の先進性
・下肢筋力に応じてモータアシストするシステムの開発。
・電動アシスト車いすとベット間の移乗を楽にするスライディング装置の開発。
・電動車いすの移動を楽にするため、前後移動、その場旋回、超信地旋回の機能を備える。
浜通り地域への経済波及効果(見込み)
本製品の浜通り地域における事業化を達成した場合、新工場設立(2018年)、投資額15億円、新規雇用者数30名、売上900億円の波及効果。
開発者から浜通り地域の復興に向けたメッセージ
・この実用化開発の成功、事業化の達成により、日本における電動車いす産業の進展に大きく貢献することを目指しています。
・これらの開発成果を通じ、浜通り地域の新規産業、福祉機器産業の創出に貢献したいと考えております。