医療関連
脊椎手術用医療機器の開発体制を構築し、いわき発「整形外科医療用機器」の実用化
事業計画
脊椎手術用医療機器の開発体制を構築し、いわき発「整形外科医療用機器」の実用化
高操作性を有する手術機器により、術者がより安心・安全性を担保できる脊髄医療機器開発。合わせて「使い勝手の良い」照明機器も開発し、術者が低侵襲性の治療ができる環境を構築する機器の開発。
実施期間
2016
実用化開発場所
いわき市
連携自治体
ー
現状
・臨床現場は常に時間との闘いの中で的確に行う必要があり、そのために各種ツールには高い操作性を求められるが、現状の骨切カッターの場合、オペ時間が長くかかる。
・術時においてその部位の照明は各機器と一体型が基本であり、術環境を配慮した構造となっていない。
実用化後の事業化目標
自社の許認可を活用し国内・海外へのグローバル展開の実施。特に台湾を中心に、東南アジアへ展開を目指す。
実用化開発のポイント
「強固な産学連携」の展開
開発企業の医療機器に関する固有技術、グローバル企業ネットワークを活用しつつ、東邦大学、奈良県立医科大学と共同で、医療現場の専門的医療機器の知識と現場に即した最大の支援の下で研究開発を実施し、実用化を目指す。
開発技術の先進性
・固有技術を駆使し、機能性・安全性・コストを考慮した医療機器の開発。
・臨床現場の術性・環境を考慮した、低侵襲性の機器の開発⇒術者との連携。
浜通り地域への経済波及効果(見込み)
・国内はもとより、海外医療機器企業(台湾)との連携により、販路拡大を実施する。
医療機器の研究開発・試作・製造の事業体質強化を図ることが必須であるため、研究要員、製造要員を、含め地元より雇用を積極的に図る(新規雇用計画=5名)。
・素材加工工程の特殊な処理加工の外注委託、完成品梱包関連の印刷や部材の浜通り地区企業から調達を行いながら事業拡張の取組を進める。
開発者から浜通り地域の復興に向けたメッセージ
この実用化開発の成功、事業化の達成により、浜通り地域の企業との連携をはかり、それぞれの企業同士の得意とする技術「モノづくり技」を駆使した、新たな医療機器の開発を目指します。