インフラ点検用UAVシステム開発

従来のインフラ点検システムに対し、電力線、鉄塔や設備、鉄道・通信事業者の設備などの点検対象多様化のニーズや、さらなる点検の自動化で向上する安全性、効率性へのニーズがあります。

【実用化時期】
令和4年度（2022年度）
【販売製品・サービス名】
・機体システム、構成モジュールの販売、メンテナンス
・機体システムを利用した点検
【成果物（最終年度）】
補助事業成果である機体システムの構成モジュールについて、2022年度の市場投入を目指します。
【創出される経済効果】
浜通りの点検事業者へのシステム導入により高所作業での危険を低減、点検作業者への要求スキルの緩和で、地元雇用者の拡大を図ります。

浜通り地域への経済波及効果

【雇用数】
実績：20名（うち、地元雇用者20名）
今後の予定：10名（うち、地元雇用者10名）
【地元企業との連携】
R&D・開発：UAVシステムの機体、ソフトウェア開発を浜通り企業4社に委託
資材調達：試作にあたり、部品の調達を浜通りに立地する地元企業2社から実施
製造：機体部品の試作を浜通りに立地する地元企業2社にて実施

これまでに得られた成果

【成果品・試作品】
2016-18年度の補助事業の成果となる点検用UAVシステムに対して、点検対象拡大等を実施した機体システム
【開発技術】
・被対象物追尾飛行・撮影機能（自律飛行）
・自動航行最適ルート設定（自動飛行）
・障害物対応（高度障害物検出・回避）
【代表的な企業との連携実績】
2019年、電力会社との共同プレスリリースを実施、UAVシステムの市場導入を実施
【メディア露出や受賞歴】
2020年、CEATEC を始めとする展示会へ出展

浜通り復興に向けたメッセージ

本事業により、インフラ点検業務の省人化に寄与、少子高齢化問題の解決を図ります。浜通りの企業と連携し、浜通りの発展に貢献して参ります。