ロボット・ドローン

ドローンを使った大型風力発電用ブレードに 内装されている雷対策用接地線の断線点検実用化開発

事業計画

風車ブレード点検を専用ドローンを使って『 4 S 』を実現します

本事業はロープワークで行っている雷対策用接地線(以下ダウンコンダクタ)の断線確認を、ドローンを使って安全、確実、スピーディにできることを実証し、また低コストで汎用性の高い点検方法を実用化するものです。

実施期間

2021-2023

実用化開発場所

いわき市、福島市

連携自治体

いわき市

開発背景

風車ブレードの断線確認は高所での特殊、かつ危険を伴う作 業であり、コストや人員不足が課題となっています。今回実証 するドローンによる点検手法は、日本初若しくは世界初の技術 であり業界のリーダ的存在になりえる革新性を秘めています。

実用化開発の目標

【実用化時期】
令和5年度(2023年度)
【販売製品・サービス名】
大型風車点検用ドローン『 Dr. Bee 』(商標出願中)を使ったブレード点検・保守
【成果物(最終年度)】
さまざまなレセプタ形状(チップタイプ、ディ スクタイプ、マルチレセプタ)に適合した点 検システムの実用化
【創出される経済効果】
ドローンを活用した大型風力発電機ブレード点検事業の実現による、高所作業者不足の解消と新たな産業基盤の構築

開発のポイント

【要素技術】
・さまざまなレセプタ形状に適したアーム形状
・ブレード先端の位置計測とブレード先端を
追尾するドローン飛行制御
【開発のポイント】
ロープワークやクレーンで行っていた大型風力発電機ブレード点検を、ドローンによる点検システムによって安全・タイムリーに効率よく実施できます。

浜通り地域への経済波及効果

【雇用数】
今後の予定:5名(うち、地元雇用者5名)
【地元企業との連携】
R&D・開発:ブレード点検に適したドローンの開発を地元企業1社と推進
販路開拓:いわきウィンドバレー推進協議会を通した点検サービスのネットワークを構築予定

これまでに得られた成果

【成果品・試作品】
・ブレード点検に適したドローン・アーム・接触センサーの試作
・飛行制御によるブレード先端追尾システムの試作
・操縦者をアシストするUIの試作
【知的財産権】
1件(特許権|取得済)
【開発技術】
・さまざまなレセプタ形状に適したアーム形状
・ブレード先端の位置計測とブレード先端を追尾するドローン飛行制御
【自治体との連携実績】
いわき市(実証場所の調整など)
【メディア露出や受賞歴】
・地域未来牽引企業(東日本計算センター)
・ふくしま産業賞(東日本計算センター)
・REIFふくしま2020にてREIFふくしま大賞受賞(福島三技協)
・Jチャンふくしま(KFB福島放送)にて事業紹介( 福島三技協)
・キビタンGO(! FTV福島テレビ)にて事業紹介( 福島三技協)
・Mach Discovery(FM横浜)にて事業紹介( 福島三技協)

浜通り復興に向けたメッセージ

いわきウィンドバレー推進協議会を通じた地元企業のネットワークを形成し、風力発電関連産業における新たな点
検サービス基盤の構築を目指します。

事業者の連絡先

株式会社東日本計算センター / 株式会社福島三技協

福島県いわき市平字研町2番地 / 福島県福島市土船字明神前1-1

TEL : 0246-37-0569(担当:中野修三)/ 024-593-3111(担当:福島雄一)

MAIL : s-nakano@eac-inc.co.jp / fukushimay@sangikyo.co.jp