民間企業による低コストな小型衛星打上用ロケットの開発

宇宙産業市場は2040年までに現在の約3倍の120兆円まで成長すると予測されています。これらの成長を支えるのは人工衛星によるものであり、本事業で開発を行う小型衛星ロケットを高頻度で打ち上げることで、宇宙産業のさらなる発展を図ります。

【実用化時期】
令和5年度（2023年度）
【販売製品・サービス名】
超小型衛星打上ロケット「ZERO」
【成果物（最終年度）】
超小型衛星打上ロケット「ZERO」の打上実証
【創出される経済効果】
南相馬市を中心とした浜通り地域のロケット部品サプライチェーンの構築

浜通り地域への経済波及効果

【雇用数】
実績：16名（うち、地元雇用0名）
今後の予定：50名以上（うち、地元雇用5名以上）
【拠点立地件数（立地場所）】
1件（南相馬市）
【地元企業との連携】
R&D・開発：浜通り地域内に試作品の設計・製造を依頼
資材調達：拠点整備物品・材料等を地元企業２社より調達
製造：地元企業18社と研究開発における協力体制を協議中（地元企業とのマッチングイベントを2021年11月に実施）
販路開拓：「みんなのロケットパートナーズ」や「ロケットの機体スポンサー」等を紹介中

これまでに得られた成果

【成果品・試作品】
・試作型フェアリング（ロケットの先端部分の分離箇所）・分離機構の設計検討
・民生品を活用した試作型高信頼性アビオニクス
【開発技術】
・量産を見据えたタンク溶接技術の検討
・試作型フェアリング（ロケットの先端部分の分離箇所）
・分離機構の設計検討
・民生品を活用した試作型高信頼性アビオニクス
【自治体との連携実績】
南相馬市
【代表的な企業との連携実績】
シリーズDラウンドにて、藤田誠氏（INCLUSIVE(株)代表取締役社長）、(株)サイバーエージェント等から総額17.7億円を調達し、開発を加速させています
【メディア露出や受賞歴】
10月～12月現在に574記事の掲載
テレビ取材等多数（News Every 等)

浜通り復興に向けたメッセージ

浜通り地域にある既存の航空宇宙産業の基盤を元に、日本を支える宇宙産業を築いていきたいと考えております。皆様と一緒に宇宙産業を盛り上げていければ幸いです。