民間企業による低コストな超小型人工衛星打上げロケットの開発

宇宙産業市場は2040年までに115兆円まで成長すると予測されており、超小型人工衛星の打上げ需要も急増している。国内では小型衛星の打上げ機会は極めて少なく、超小型人工衛星向けロケットを開発することで、宇宙産業のさらなる発展を図ります。

【実用化時期】
令和5年度(2023年度)
【販売製品・サービス名】
超小型人工衛星打上げロケット「ZERO」
【成果物（最終年度）】
超小型人工衛星打上げロケット「ZERO」の打上げ実証
【創出される経済効果】
南相馬市を中心とした浜通り地域のロケット部品サプライチェーンの構築

浜通り地域への経済波及効果

浜通り地域内企業との取引は2021年度6社から 2022年度14社へと拡大しています。前年度から企業数は2倍、金額規模は6倍以上であり、地域の産業復興面に寄与できたものと認識しています。

これまでに得られた成果

【成果品・試作品】タンク、エンジン支持構造の E M 製作。 T V C 、フェアリングの E M を製作。
【開発技術】TVC 性能試験、フェアリング分離投てき試験を実施し必要な機能性能を確認。
【連携】南相馬市との連携協定に基づき、求人活動等を実施。ゆめサポート南相馬にご協力いただき、南相馬市内の業者開拓を実施。

浜通り復興に向けたメッセージ

浜通り地域の航空宇宙産業の基盤を元に、日本を支える宇宙産業を築いていきたいと考えております。引き続き、皆様と一緒に宇宙産業を盛り上げていければ幸いです。