植物ワクチンの開発及びワクチン接種苗の実用化

農業界では、ウイルスやカビが原因となる病害による被害が深刻化しており、特に福島県における露地キュウリ産地では大きな被害が発生しています。本事業では、植物ワクチン接種苗の実用化により、これらの課題の解決を図ります。

【実用化時期】
令和5年度（2023年度）
【販売製品・サービス名】
キュウリ3種混合・カボチャ2種混合ワクチンメロンワクチンの接種苗
【成果物（最終年度）】
・植物ワクチン接種苗大量生産システムの確立
・植物ワクチン接種機の高度化開発
・キュウリ3種・カボチャ2種混合ワクチン接種苗
・メロンワクチン接種苗
【創出される経済効果】
研究施設整備による地域雇用者の増大及び 交流人口の増加。また、ワクチン接種苗の 実用化による農業収入の高位安定化

浜通り地域への経済波及効果

【雇用数】
実績：1名（うち、地元雇用者1名）
今後の予定：30名（うち、地元雇用者25名）
【拠点立地件数（立地場所）】
1件（川俣町）
【地元企業との連携】
R&D・開発：研究施設建設工事を地元企業（川俣町）へ発注
資材調達：農業用機器を地元企業（川俣町）より調達
製造：製造に係わる燃料、消耗品等を地元企業より調達
販路開拓：福島県下全ＪＡや種苗店を通し多くの産地へワクチン接種苗を導入

これまでに得られた成果

【成果品・試作品】
・ワクチン接種装置試作機
・生産者圃場での接種苗の実用性評価実施
・ 植物ワクチン製造の効率化に関する研究データ
【知的財産権】
現状予定無
【開発技術】
・植物ワクチン接種機試作機 の作製
・ キュウリ 3 種ワクチン・カボチャ 2 種ワクチン 接種苗の開発
【自治体との連携実績】
川俣町（事業連携協定、企業立地協定）
【代表的な企業との連携実績】
株式会社微生物化学研究所と業務提携
【メディア露出や受賞歴】
川俣町との企業立地協定式が福島民友新聞および福島民報新聞に掲載

浜通り復興に向けたメッセージ

本事業を発展させ、川俣町から日本農業ひいては世界農業に革命を興す植物ワクチン及びワクチン接種苗の実用化を実現致します。