農林水産業

バナメイエビの陸上養殖を完成させ、ブランド海老を作ります!

事業計画

水産物陸上養殖における飼育管理自動化の実用化開発

福島県浜通りにおける沿岸漁業の操業自粛による漁獲量後退の現状を打開すべく、安価で提供できる陸上養殖の飼育管理システムを開発することにより、空きの土地があれば誰でも陸上養殖に参入できる環境を構築し、福島発の安全・安心な生のエビを流通させます。

実施期間

2019年度~2020年度

実用化開発場所

南相馬市

連携自治体

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現状・背景

東日本大震災以降、沿岸に生息する魚種から出荷制限は徐々に解除されてきているが、2011 年以前の漁獲量と比較すると大きく後退している現状があります。現時点でも汚染水は完全に停止していない状況を鑑みると、まずは陸上での養殖から福島県の水産のイメージを変えていきたいと考えています。

研究(実用化)開発の目標

最終的に福島県でフランチャイズのように未経験者でも参入できる陸上養殖を行いたいです。利益を追求する上で次の項目が重要となります。①コストが低い。②海老の生産量が多い。③安定して生産可能。
大部分について問題解決ができており、今回は最終ピースにあたる水質検査の自動化を行います。

研究(実用化)開発のポイント・先進性

本事業は飼育管理自動化システムとエビの陸上養殖のセットにより、土地さえあれば陸上養殖を安価で簡易に開始できるビジネスモデルとなります。弊社が自社で運営するだけではなく、参加者に広く門戸を開くことにより、福島県内での陸上養殖経営者及び雇用の創出、現在使用されていない耕作放棄地等の使用が期待できます。
1 養殖場= 0.5ha =雇用 4 名

浜通り地域への経済波及効果(見込み)

本事業は飼育管理自動化システムとエビの陸上養殖のセットにより、土地さえあれば陸上養殖を安価で簡易に開始できるビジネスモデルとなります。弊社が自社で運営するだけではなく、参加者に広く門戸を開くことにより、福島県内での陸上養殖経営者及び雇用の創出、現在使用されていない耕作放棄地等の使用が期待できます。
1 養殖場= 0.5ha =雇用 4 名

これまでに得られた成果

日本における養殖は 1993 年をピークに規模は減少しており、世界的に見ると養殖後進国と言える状況にあります。その中でまずは最先端の技術・手法を導入することが最優先となります。弊社では 1m²あたり平均 100 匹と言われる中で 350 匹まで飼育可能な技術や永続的に殺菌を行う技術などを導入した養殖設備を福島に設置し、生産に向けた研究・開発の最終フェーズとなっています。

開発者からの浜通り復興に向けたメッセージ

日本国内で養殖業が 1993 年をピークに減少する中、世界では成長を続け、漁業を養殖が超える勢いです。国内自給率が 55%まで減少した日本では今こそ完全陸上養殖を推進していくことが必要と考えます。輸入率 95%以上の海老をどこまで国産でき るかチャレンジしていきます。

事業者の連絡先

The Green 株式会社

東京都港区南青山 2 丁目 2 番 15 号 Win Aoyama ビル UCF9 階

TEL : 03-4405-3652( 担当:代表取締役 北出谷慎一郎)

MAIL : info@thegreen.jp