新規な炭素材料の開発とその製造及び評価技術

CO2排出量削減にむけて、電気自動車の普及が急速に進む中、リチウムイオン電池には高性能化が求められています。負極材の主流である黒鉛よりもサイクル性・容量に優れる炭素材料の開発・早期に事業化に向け検証を行います。

【実用化時期】
令和５年度（2023年度）以降 　※予定
【販売製品・サービス名】
蓄電デバイス用負極材料として販売
【成果物（最終年度）】
・エネルギー分野材料用途に高機能・高性能化された新規炭素材料
・炭素材料の競争優位性に優れる製造技術
・炭素材料の電池製造の評価技術
【創出される経済効果】
新規な炭素材料の開発及び生産に係るいわき市の雇用拡大。さらにバインダー製造と合わせて産業誘致の促進・経済活動の活発化

浜通り地域への経済波及効果

いわき市にて新規商業プラントの建設（予定）新規雇用人数15名

これまでに得られた成果

知的財産権3件（特許権Ⅰ出願中）開発技術
・粉体不融化技術
・アルカリ添着技術

浜通り復興に向けたメッセージ

既存製品のバインダーに加えて炭素材料を開発することで、電池材料の開発・製造拠点の一つとして認識され、浜通りの復興に貢献できるよう邁進して参ります。