廃炉
廃炉、除染を促進する、小型・軽量な全方位型放射線イメージングシステムの開発
事業計画
相馬を拠点に廃炉や除染向け放射線イメー ジングシステムの開発に取組みます
県内に拠点を置く福島大学やJAEAの協力を得ながら、小型・軽量な全方位型放射線イメージングシステムを開発し、廃炉や除染産業の一大拠点を相馬市に構築することで、浜通り地域の経済活性に繋げることを目指します。
実施期間
2021-2023
実用化開発場所
相馬市
連携自治体
-
開発背景
福島第一原子力発電所の廃炉において燃料デブリの取り出しは最も困難な作業の1つです。今回開発する技術は、放射性物質の位置と場所をリアルタイムに計測・マッピングすることを可能とし廃炉作業に貢献します。
実用化開発の目標
【実用化時期】
令和6年度(2024年度)
【販売製品・サービス名】
・放射線イメージングシステム
・超高速型GAGGシンチレータ結晶
【成果物(最終年度)】
・ドローンへ搭載可能かつVR との画像連携可能な全方位型放射線イメージングシステム
・超高速型GAGGシンチレータ結晶
【創出される経済効果】
全方位型放射線イメージング装置事業・超高速型GAGGシンチレータ結晶事業の製造工場・営業拠点を構築することによる売上と雇用の拡大
開発のポイント
【要素技術】
・超難加工性合金の微細加工技術の開発
・超高速型GAGGシンチレータの大口径結晶育成量産技術
・原料連続供給型大型単結晶量産装置の開発
【開発のポイント】
放射線計測ニーズである「安価」「小型」「軽量」「簡便」「イメージング」のすべてを満たす全方位型放射線イメージングシステムを実現できます。
浜通り地域への経済波及効果
【雇用数】
実績:ー
今後の予定:5名(うち、地元雇用者3名)
【拠点立地件数(立地場所)】:1件(相馬市)
【地元企業との連携】
R&D・開発:福島県内に拠点を置く、国立大学法人福島大学や国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(JAEA)と共同で研究開発を推進中
これまでに得られた成果
【成果品・試作品】
・高密度難加工性合金候補材料の選定と加工テスト
・高速型GAGGの探索に向けた試作結晶
・原料連続供給機構の設計と試作品
【開発技術】
・高密度難加工性合金候補材料の選定と加工テスト
・超高速化に向けたGAGG単結晶の最適組成の検討
・原料連続供給機構の設計と試作
【自治体との連携実績】
富岡町(富岡町住民の安心安全の判断に必要なデータの無償提供)
浜通り復興に向けたメッセージ
福島・浜通り地域の企業・研究機関の叡智を結集し、廃炉に向けた一大産業拠点を相馬市に構築することで浜通り地域の産業復興に貢献して参ります。
事業者の連絡先
株式会社スター精機 / 株式会社C&A / 株式会社EXA
福島県相馬市中村字荒井町46 / 宮城県仙台市青葉区一番町一丁目16番23号 / 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-40
TEL : 0244-36-2411(担当:星智憲)/ 022-796-2117(担当:吉川彰)/ 022-397-6291(担当:佐藤浩樹)
MAIL : t.hoshi@starseiki.jp / info@c-and-a.jp / sato@exa-inc.com