医療関連

IoTロボットによる身体データの計測及び解析、それに伴う独自データプラットフォームの構築

事業計画

車椅子シーティング課題を解決するツールとデータベース化の実用化に挑む

実証実験中の車いす用シーティングシミュレータロボットや車いすを IoT化した普及版、測定データをはじめ幅広い IoT 測定デバイスから健康情報を収集、統合管理して解析を行うデータプラットフォームを開発します。

実施期間

2021-2022

実用化開発場所

いわき市、埼玉県

連携自治体

-

開発背景

世界的な超高齢化で車椅子の必要性は増加し、車椅子の個人向けの調整にも大きな可能性があります。高齢化先行地域である浜通り地域をモデルとし車椅子シーティングを包括的に提供する実用システムを確立します。

実用化開発の目標

【実用化時期】
令和5年度(2023年度)
【販売製品・サービス名】
設定可変車椅子「WF01モデルK」、車椅子シミュレータ「SS02」、ヘルスデータベース「ヘルスデータシステム」
【成果物(最終年度)】
医療機関での「WF01モデルK」、「SS02」の実証実験の実施と、データプラットフォームとの統合テスト
【創出される経済効果】
車椅子ユーザの運動機能向上による健康増進観点での医療費負担の軽減。製造拠点整備による地元企業の売上拡大

開発のポイント

【要素技術】
パラスポーツアスリート向けの車いす及び、シーティングシミュレータの開発技術・ノウハウ
【開発のポイント】
個人の経験に大きく依存する車椅子シーティングを定量化、幅広くデータとして活用することで、車椅子ユーザのQOL向上を実現できます。

浜通り地域への経済波及効果

【雇用数】
今後の予定:検討中
【拠点立地件数(立地場所)】
1件(いわき市)
【地元企業との連携】
R&D・開発:試作品製作について地元企業1社と調整中
資材調達:試作品製作について地元企業1社と調整中
製造:試作部品製造を地元企業に委託。量産化を見据え地元企業1社と協議中
販路開拓:市場調査について地元企業1社と調整中

これまでに得られた成果

【成果品・試作品】
車椅子WF01モデルKの試作機、車椅子シミュレータSS01の試作機、およびヘルスデータシステム(仮名)のソフトウェア
【開発技術】
・ 医療、福祉施設での実用可能なシーティング技術、センサーの実装
・ データベースとして複数事業者からのデータ送受信が可能なAPIゲートウェイ
【メディア露出や受賞歴】
WOWOW「WHO I AM」、TBS「ニュース23」ほか

浜通り復興に向けたメッセージ

超高齢化社会の到来を見据え、課題先進都市として浜通り地域をモデルに課題解決に取り組んでまいります。

事業者の連絡先

株式会社RDS

福島県いわき市平字長橋町15番地1

TEL : 048-582-3911(担当:中村耕太)

MAIL : k.nakamura@rds-design.jp