非侵襲検体による災害対応型オンサイト検査デバイスの実用化開発

災害や緊急時では、通常の臨床検査システムが稼働しない可能性があります。小型で持ち運び可能な、災害時でも乾電池で動作する検査デバイスを開発することで、事前に健康悪化・発病の危険性を察知できる一過的な検査システムを提供します。

【実用化時期】
令和5年度（2023年度）
【販売製品・サービス名】
災害対応型オンサイト検査デバイス
【成果物（最終年度）】
オンサイト型ポータブル検査キットの実用化
(データベース構築、デバイス開発、実証実験)
【創出される経済効果】
研究・実用化開発のため、医師や博士取得者等の雇用が発生。また、開発に必要な物品を浜通り地域や福島県内の企業・商社から調達。

浜通り地域への経済波及効果

【雇用数】
実績：2名（うち、地元雇用者2名）
今後の予定：15名（うち、地元雇用者15名）
【拠点立地件数（立地場所）】
1件 (いわき市)
【地元企業との連携】
R&D・開発：常磐病院、医療創生大学などの地元医療機関や大学等と連携し研究開発を推進
資材調達：材料費や消耗品について地元商社より調達
製造：電子基板設計が可能な地元企業を調査中
販路開拓：量産時の電子基板を製造可能な地元企業を調査中

これまでに得られた成果

【成果品・試作品】
災害対応型オンサイト検査デバイスの試作機
【知的財産権】
1件（特許権│出願予定）
【開発技術】
・核酸解析技術の改良
・MEMS 技術を用いた小型分析技術の改良

浜通り復興に向けたメッセージ

浜通り地域から、本事業の成果を発信し、多くの人の医療に貢献できるよう、研究開発の次のステップとして、量産化へのステップに移行し、事業化展開を目指します。