医療関連

「深刻な医師不足」、「疾患の重症化」といった医療課題にAI技術で挑む

事業計画

AIを用いたスマートクリニックシステム

日本における超高齢化社会では、プライマリケアの重要性が高まる一方で、クリニックの医師の負荷が増大しており、特に、withコロナ時代においては益々それが顕著な状況である。そこで、AIを用いたスマートクリニックシステムを開発し、医療効率の向上を通じての医師の負荷軽減を実現し、併せて医療の質を高める事による患者の疾患重症化の抑制を図る。

実施期間

2019-2021

実用化開発場所

田村市、東京都

連携自治体

-

現状・背景

医師不足の進む日本、中でも福島県は震災の影響もあり全都道府県中で対人口当たりの医師数41位と特に深刻な状況です。南相馬市での在宅患者へのオンライン診療の取り組み、厚生労働省による医師の働き方改革に関する検討会等が推進される中、当事業においてもAIを用いて医師を支援しつつ、こうした課題の解決を図ります。

研究(実用化)開発の目標

診察、検査、治療といった医師の各診療プロセスに対し、AIを中心としたサービスで支援することにより医師の負担を軽減すると共に、サービスを患者にも届け、治療継続へと行動変容を促し、疾患の重症化を予防、更には健康増進へも繋がる世界を実現します。

研究(実用化)開発のポイント・先進性

主に下記サービスから構成される、スマートクリニックシステムを開発します。
①個人に最適な医療を選択し、診療がスムーズに開始できる「スマートエントランスサービス(患者負担低減)」
②病変の早期発見に寄与し、医師の負担・プレッシャーの軽減につながる「診断支援サービス(医師の負荷低減)」
③患者の行動変容を促し重症化を予防する「スマートケアサービス(質の高い患者ケア、重症化予防)」
コニカミノルタの優位技術(画像処理、AI、センシング、セキュアネットワークインフラ基盤等)と、福島コンピューターシステムのアプリ開発ノウハウを掛け合わせ、社会課題と現場のニーズに対応したシステムを開発します。

浜通り地域への経済波及効果(見込み)

浜通り地域での事業推進、システム開発と医療機関での評価実施を通じて、地域住民の健康確保のみならず、継続的な雇用創出を実現し、地元企業に医療ITサービスの開発実績やノウハウの蓄積を目指します。また、福島コンピューターシステムは、福島相双復興推進機構と共に相双地区の製造業者へのデジタル化支援を検討しています。

これまでに得られた成果

患者と医療従事者が繋がる為のアプリケーション(患者向け)やソフトウェア(医療従事者向け)などを開発しました。これにコンテンツとしてのスマートケアサービスを搭載し、医療従事者と患者のデータ共有プラットフォームを構築。また、診断支援に向けた画像診断AIのプロト版を開発し、実用化に向けた検証を実施しています。

開発者からの浜通り復興に向けたメッセージ

コニカミノルタ㈱
島内 あきら
スマートクリニックシステムを通して患者と医療従事者とのよりよい信頼関係を構築するとともに、地域医療の課題や医療現場の負担軽減を支援(手助け)して行きたいと考えています。

福島コンピューターシステム㈱
田母神 正彦
ふるさと復興に繋がる事業に関わることが福島に本社を置く存在意義であり社会貢献に繋がると考えています。再生可能エネルギー、医療、ロボットの関連分野に重きを置き、国、県、市町村と共に復興・振興につながる事業に積極的に参加していきます。

事業者の連絡先

コニカミノルタ株式会社 / 福島コンピューターシステム株式会社

東京都千代田区丸の内2-7-2 / 福島県郡山市大槻町字北八耕地13番地

TEL : 042-589-1891(担当:島内あきら) / 024-961-1046(担当:田母神正彦)

MAIL : akira.shimauchi@konicaminolta.com / inobeinfo@fcs.co.jp