医療関連
リアゲートオープン式車いす(介護ロボ)
事業計画
(株)エヌティーエス
歩行困難な被介護者の場合、移動には車いすを使用することが多いが、現在の一般的な車椅子への乗り降りの介助は、介護者にとって大きな負担となっている。この不具合を解決する、画期的な車いすを開発する。
実施期間
2016-2018
実用化開発場所
いわき市
連携自治体
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現状
ショー出展用量産試作 FRPモデル
実用化後の事業化目標
高齢化対策は日本のみならず世界中の問題で、販売は世界を対象に発展する可能性がある。
いわき、浜通り地域発の技術を世界に発信したい。
実用化開発のポイント
2015年度において、軽量コンパクトなFRPモデル試作に成功したが、これを特別養護老人ホームに貸出すことにより、要介護4,5の方にも使って頂ける目途がついた。販路拡大の意味でも、要介護4,5の方に対応したモデルの開発を目指す。
開発技術の先進性
・現状、弊社で調べた範囲で、足の不自由な方が自力で乗り込める車いすは、まだ、販売されていない。
・開発する車いすは、シートを2分割して左右に開くようにして、車いすの背後からの乗り降りを可能にした画期的な製品です。
浜通り地域への経済波及効果(見込み)
本技術・製品の浜通り地域における事業化を達成した場合、 新工場設立(平成28年)投資額1億円、新規雇用技術者数5名、売り上げ4千万円等の波及効果。
開発者から浜通り地域の復興に向けたメッセージ
・本事業はありそうで無かった発想の製品で、自分自身で乗り込める車いすは現時点でどこも販売していません。
・これらの開発成果を通じ、浜通り地域の「ロボット開発先進地域」としてのイメージアップに貢献していきたいと考えています。