ロボット・ドローン
ドローンの連続飛行を可能とするための自動バッテリー装置の開発
事業計画
ドローンの連続飛行を可能とするための自動バッテリー装置の開発
人手を介さず、半永久的な連続飛行を可能とするため、屋外使用が可能な全天候型バッテリー交換機構を開発。併せて同機構への着陸精度を確保する低コスト制御ソフト等を開発。
実施期間
2016-2017
実用化開発場所
いわき市
連携自治体
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現状
・ミニサーベイヤー市場は急成長の一方、後続距離が短く、バッテリーの充電に時間がかかり、利用範囲・用途が制限。
・人手を介さず半永久的な連続飛行を可能とするには、バッテリー交換を自動で行う装置が必要。
実用化後の事業化目標
・2025年に世界で10兆円市場と予測されるドローン市場への浜通り地域発の技術による新規参入。
実用化開発のポイント
飛行エリア・飛行時間が限定されるドローンの利用について、本自動バッテリー交換装置を複数地点に設置することで、事実上、飛行エリア・飛行時間の制限をないものとすることが可能となる。
開発技術の先進性
・自動バッテリー交換装置へのピンポイント離着陸精度を確保する低コスト制御ソフト等を開発。
・機体の軽量化 他。
・高電圧・大電流の給電を安全に行う機構の開発。
・屋外のあらゆる天候に対応可能な機構の開発 他。
浜通り地域への経済波及効果(見込み)
本技術・製品の浜通り地域における事業化を達成した場合、経済効果として、平成30年度に年間生産台数10台、売上高5,000万円を達成し、うち浜通り企業に対する外注費は3,600万円になる見込み。
開発者から浜通り地域の復興に向けたメッセージ
・この実用化開発の成功、事業化の達成により、我が国におけるドローンによる物流革命の進展に大きく貢献することを目指しています。
・これらの開発成果を通じ、浜通り地域の「ロボット開発先進地域」としてのイメージアップに貢献していきたいと考えています。