ロボット・ドローン
誰もが将来の移動手段として利用する ことができる一人乗り航空機開発
事業計画
福島ロボットテストフィールドを用いた「空飛ぶクルマ」(有人垂直離着陸型航空機)の離着陸時健全性評価基礎技術の実証
福島ロボットテストフィールドを用いた「空飛ぶクルマ」(有人垂直離着陸型航空機)の離着陸時健全性評価基礎技術の実証
実施期間
2019年度
実用化開発場所
南相馬市
連携自治体
-
現状・背景
航空機の開発における開発環境は航空法をクリアした環境で実証実験を行っていく必要があるため、福島ロボットテストフィールドを利活用しようと考えています。
研究(実用化)開発の目標
国内のみならず国外への航空機の販売、サービスの提供を目標としています。
研究(実用化)開発のポイント・先進性
(1)一人乗りで滑走路が不要な汎用的航空機は世界中で開発が始まったばかりです。米国の個人用航空機開発コンテストにて世界で唯一受賞した企業として、安全性とデザイン性に優れた航空機の開発を進めています。 移動困難地域の移動手段として、現状の乗用車程度の大きさで気軽に乗れる航空機となります。
(2)「空飛ぶクルマ」の安全性を確保するには、その健全性を常にモニタリングし評価することが不可欠です。 本研究開発はその基礎技術の取得と実証を目的としており、将来の「空飛ぶクルマ」製品化に不可欠な基盤技術です。
(3)本研究開発は「空飛ぶクルマ」という新製品をつくり、まったく新しい市場を拓く “ 多角化 ” のための事業です。
(4)モジュールの小型軽量化が課題となりましたが、基板レイアウトを最適化することによりそれを達成しました。
浜通り地域への経済波及効果(見込み)
今回制作を依頼した株式会社アリーナ社との情報交換により、浜通り地域のお取引様をご紹介いただける可能性が生まれました。
これまでに得られた成果
本事業を通じて、製作したモジュールを弊社が開発する航空機に搭載できるよう実験を行いました。日経新聞さんが福島ロボットテストフィールドに取材にお見えになりました。
開発者からの浜通り復興に向けたメッセージ
人が安全に、そして自由に空中を移動する社会を実現します。ロボットテストフィールドを中心とした取り組みを通じて、単に利便性を向上させるだけでなく人と技術と産業が活発に交流する新しいまちづくりに貢献します。
事業者の連絡先
テトラ・アビエーション株式会社
東京都文京区弥生二丁目 15 番 10-101 号
TEL : 050-5539-4379(担当:新井)
MAIL : contact@tetra-aviation.com