ロボット・ドローン

導入促進のための屋内汎用移動ロボットBUDDY改良開発

事業計画

国産配膳ロボットの開発にて、飲食店様が導入しやすい製品をお届けします

飲食業界等は業務の自動化の必要性を強く認識しており、ロボットの試験導入を進めています。導入の手間と周辺業務対応強化が課題であるため、本事業では、AI搭載によって適用業務を増やし、同時に導入工数削減に取り組んでいます。

実施期間

2022-2023

実用化開発場所

南相馬市

連携自治体

南相馬市

開発背景

外食産業や介護業界では深刻な人手不足のために、移動ロボットは必須となりつつあります。SOCIALROBOTICSではほぼ唯一の国産配膳ロボットメーカーとして、人手不足の業界に福島から安全安心な製品を届けるべく開発を実施しました。

実用化開発の目標

【実用化時期】
令和5年(2023年)5月1日
【販売製品・サービス名】
国産屋内汎用移動ロボット BUDDY Intruder(SLAM版)
【成果物(最終年度)】
福ロボ認定を受けた国産屋内汎用移動ロボット BUDDY
マーカーとを使用しない自立移動ロボット
【創出される経済効果】
ハーネスなどの部品調達や、最終アッセンブリ、検査出荷までを一貫して県内企業の連携にて行うことで、地元企業の売上と雇用拡大を狙います。

開発のポイント

【要素技術】
・RFIDを用いた安定かつ低コストな移動技術
・高速センシング技術による障害物検知技術
・業務システムにベースを置く拡張性・保守性に優れたシステム設計技術
【開発のポイント】
SLAM技術を用いたマーカーレスタイプと独自技術を用いた環境性能と精度の高いRFID走行技術の組み合わせで、適用可能な環境が増えました。

浜通り地域への経済波及効果

システム開発・ハードウェア開発にて地元企業2社と開発を結び、過年度製造の福ロボ認定を受けたバージョンは県内でも導入実績を上げるなど、地元企業との受発注関係も構築できました。

これまでに得られた成果

福ロボ認定を受けた国産屋内汎用移動ロボットBUDDYの製品に成功し、販売実績が出ました。さらに、独自のRFIDを用いた走行方式の技術と、ロボットが運ぶものの揺れを制御する免振機構について特許を取得するなど、知財開発も進行。大手通信会社等からの発注も受け、代理店契約を結ぶことができました。

浜通り復興に向けたメッセージ

本事業を何としても成功させ、海外製ロボットのみが活躍する配膳ロボット業界で国産ロボット・福島産ロボットとしてシェアを奪い返していきます

事業者の連絡先

SOCIALROBOTICS株式会社

福島県南相馬市小高区飯崎字南原65番地1

TEL : 050-5577-6425(担当:浅野滋)

MAIL : asano@socrobo.com