ロボット・ドローン
UAVを用いた即応海洋観測・監視プラットフォームの実用化開発
事業計画
即応性と経済性を両立した無人化技術で「海」の課題解決に挑む
四方を海に囲まれた日本。海に関連する課題は産業利用の推進、由来する自然災害、環境の維持保全等と複雑化・広域化しています。これらの社会的課題に対応すべく、UAVを用いた即応海洋観測・監視プラットフォームの実用化開発を目指します。
実施期間
2021-2023
実用化開発場所
南相馬市
連携自治体
南相馬市
開発背景
海洋を取り巻く社会的課題は複雑化・広域化しています。海洋状況把握において、情報収集コストを削減する無人化・省人化の取組は進んでいる一方、即応性の面で技術的課題があり、UAVを用いた技術の実用化により解決を図ります。
実用化開発の目標
【実用化時期】
令和5年度(2023年度)
【販売製品・サービス名】
UAVを用いた即応海洋観測・監視プラットフォーム
【成果物(最終年度)】
UAVを用いた即応海洋観測・監視プラットフォームの構築
【創出される経済効果】
南相馬市の地元企業と連携したプラットフォーム製造及びサービス提供拠点整備による地元企業の売上と地元雇用者の拡大
開発のポイント
【要素技術】
・クラウドを用いたリアルタイム情報提供技術
・UAV(飛行艇型)を用いた観測・監視技術
・多様な観測機器に対応したペイロードベイ技術
【開発のポイント】
特定の時間・場所における海洋観測・監視を実現する最適な機器構成に加え、高度な衛星通信技術や情報処理技術を用いて、即応かつ低コストで実現できます。
浜通り地域への経済波及効果
【雇用数】
実績:3人(うち、地元雇用者0名)
【今後の予定】
26名(うち、地元雇用者16名)
【拠点立地件数(立地場所)】
工場を増設1件(南相馬市)
【地元企業との連携】
R&D・開発:次世代航空産業におけるR&D 等について、協議会を立ち上げ検討を推進している。
資材調達:機体部品を地元企業3社より調達多数連携
製造:試作を地元教育機関1校、地元企業2社と実施
これまでに得られた成果
【成果品・試作品】
・クラウド観測データベースにおけるペイロードデータの表示機能
・観測・監視用UAV(飛行艇型)における基礎技術検証モデル
・ユニバーサルペイロードベイにおける電源・通信I/F部
・地上局システムにおける操作系プロトタイプモデル
【開発技術】
※上記の本年度までに得られた成果品・試作品の通り
【自治体との連携実績】
南相馬市(実証実験場所の調整、他)
【メディア露出や受賞歴】
メディア|日経新聞「海面飛び立つドローン、南相馬沖で試験」他
講演・出張授業|高校や職業能力開発校等で多数
浜通り復興に向けたメッセージ
世界にも類を見ない海洋に特化したUAV 技術を福島県浜 通り地域から発信してまいります。
事業者の連絡先
株式会社スペースエンターテインメントラボラトリー
福島県南相馬市原町区萱浜字巣掛場45-245 南相馬市産業創造センター
TEL : 0244-26-6208(担当:金田政太)
MAIL : masata.kaneda@selab.jp