ロボット・ドローン

福島県浜通り地域の活性化貢献および持続可能なモビリティサービスの構築

事業計画

人口低密度地域でも持続可能なモビリティサービスのスキームを確立する

モビリティサービスの恒常的な利用者獲得とサービス運用のためのエコシステム開発、サービス効率化のためのモビリティサービス運行システムの開発を柱とし、住民や来訪者をユーザとする実証実験で有効性を検証します。

実施期間

2021-2023

実用化開発場所

浪江町

連携自治体

浪江町

開発背景

人口減少や高齢化により地方のモビリティ確保が社会的な課 題です。まちづくり連携協定を締結した浪江町、双葉町、南 相馬市において、持続的、かつ、帰還・交流人口の段階的 な増加に対応する公共交通の構築に取り組んでいます。

実用化開発の目標

【実用化時期】
令和5年度(2023年度)
【販売製品・サービス名】
モビリティサービス運行システム(未定)
【成果物(最終年度)】
モビリティサービス運行システムの各種開発機能の実用化水準への到達、および地元事業者への事業移管準備完了
【創出される経済効果】
モビリティサービス運行のための地元を中心とした事業雇用創出、および住民・来訪者のサービス利用による賑わい消費創出

開発のポイント

【要素技術】
モビリティサービス運行システムにおける運行効率向上技術。具体的には、ドライバ休憩、待機車両配置、貨客混載配車アルコリズム、配車管理
【開発のポイント】
従来、担当者がマニュアルで対応していた車両配置、ドライバ休憩、配車予約などを自動化、最適化することで、運行効率向上、運行コスト低減を実現します。

浜通り地域への経済波及効果

【雇用数】
今後の予定:2名(うち、地元雇用者2名)
【拠点立地件数(立地場所)】
1件(浪江町)
【地元企業との連携】
R&D・開発:モビリティサービス運行システムのドライ バ向けツールのインタフェースや運行改 良施策について地元企業と協業中
資材調達:車両稼働率向上につながる貨客混載によ る買い物宅配サービスの実現性検討のた め、地元企業と協業中

これまでに得られた成果

【成果品・試作品】
モビリティサービス運行システムへのサー ビス運行効率化機能の実装、およびモビ リティサービス実証実験の実施
【開発技術】
ドライバ休憩管理機能、車両最適配置 機能、貨客混載効率化アルゴリズム、配 車システム・インタフェースの開発
【自治体との連携実績】
浪江町(道路・駐車場などの使用調整、広報誌による町民への周知、交通事業者の調整、など)
【代表的な企業との連携実績】
新常磐交通株式会社、東北アクセス株式会社、有限会社観光タクシーと実証実験車両運行業務を協業
【メディア露出や受賞歴】
在福島TV局3社で報道放映、紙媒体4紙に記事掲載。福島中央テレビ「ふくしま未来ストーリー」で特集放映(12/5)

浜通り復興に向けたメッセージ

本事業を発展させ、浪江町および浜通りエリアに持続可能な モビリティサービスを根付かせ、地域での自由な移動の提供と、 それに伴う地域経済循環に貢献できるよう邁進してまいります。

事業者の連絡先

日産自動車株式会社

福島県双葉郡浪江町上続町12朝田ビル4F  日産浪江町事務所

TEL : 0240-23-5552(担当:久家伸友)

MAIL : n-kuge @mail.nissan.co.jp